社長ブログ

■間取り■ 素晴らしいと感じる住まいでも、ほぼ必ず欠けている要素とは?

最近、耳鼻科に行って花粉症の薬をもらってきましたが、
夜はビールをプシュッと空けてしまって
「あっ、飲んだら薬飲めないや(汗)」
という感じなので、外ではマスクが外せない(涙)

 

おはようございます。
ハッピーホーム 株式会社後藤工務店の代表 後藤です。

 

家づくりは同時にいくつものことに配慮しつつ
考えていくのが望ましいわけですが、
とりわけ弊社が配慮しているのが、
“いかに暮らしやすいか?”ということです。

 

そのためには、必要な箇所に充分に収納がとれていることや、
全ての部屋をずっとフル活用出来るような間取りになっていることが大切で、
これは平屋にすることで実現しやすいということを
前々回にお伝えし、前回はコストアップをすることなく
平屋を建てることが出来る現実的なコツをお伝えしました。

 

また、最近ではごく当たり前のことで、
そうなっていることが大前提なので、
あえてお伝えしていない事なのですが、
断熱や気密を強化することで、
熱を上手くコントロール出来る住まいにすることも、
暮らしやすさに大きく影響してきます。

 

しかし、前述のポイントを押さえた平屋を建てれば、
充分に暮らしやすい家なのか?と言うと実はそうでなく、
本当に暮らしやすい住まいを実現するためには、
これらに+αの配慮すべきポイントがあるのです。

 


それは、

 

●プライバシー性がしっかり守られているか?
ということです。

 

先日、某ハウスメーカーの平屋住宅の広告を目にしたのですが、
寝室、子供部屋2室、ダイニングキッチン、リビング&タタミコーナーがある
典型的な子育て世代向けの間取りでした。

 

キッチンは南に向かって広がるカウンター付きで、
キッチンの向かいには、4人掛けのテーブルが
ゆったりと置ける広いダイニングスペースがあり、
その南には2m60㎝ワイドの大窓があり、
太陽の光が室内に射し込みます。

 

その窓の向こうに大きなウッドテラスが広がり、
晴れた日には、子供たちがそこで元気に遊び、
あなたは食事の支度をしながらそれを見守ることが出来ます。
ママ友が遊びにきた時には、そのウッドテラスで
会話を楽しみながらティータイムってのもいいですよね。

 

さらにダイニングから見て南東の方向には、
12帖もの広々リビングが存在します。

 

もちろんリビングには南からたっぷりと光が注ぎ、
ダイニングから続くウッドテラスが
リビングの西面に続いているので、
西からもたっぷりと光が注ぎ、明るい空間になっています。
子供たちも、リビングとダイニングの両方から続く
アウトドアリビングを駆け回ることが出来るので、
とても楽しい家族の時間を過ごすことが出来るでしょう。

 

いかがですか?


とてもうらやましいLDKですよね?
さらに加えてタタミコーナーまであるので、
コストさえ合っていれば、まさに理想的な住まいだと思います。

 

しかし、この間取りには1つ、

すごく大きな落ち度が存在しました・・・

 

それは、玄関も南側となっており、
しかも、実はそのウッドテラスが玄関のポーチと続いていたというところです。
要するに、玄関からダイニングもキッチンもリビングもタタミコーナーも
全て丸見えだということなんですよね。
郵便屋や宅配屋さんから、
そして飛び込み訪問に来るような人からもです。

 

また、一般的に家を建てる土地は南側道路が好まれますよね。
となると、ダイニングもキッチンもリビングもタタミコーナーも
全て道路からも丸見えとなってしまいます。

 

となれば、とてもじゃないですがそれらのスペースを
オープンにして過ごすことは難しいと思いませんか?
常に見られているような環境で過ごしていて、
本当にリラックスして家の中で過ごすことが出来るでしょうか?

 

ちょっと難しいですよね・・・
ちょっとどころか絶対に無理ですよね。

 

住まいは ”いかに暮らしやすいか?”がとっても大切な要素です。
そのためには、住まれる方のプライバシーの確保まで考えた上で、
ワクワクするような間取り提案をしないと絵にかいた餅になってしまいます。

 

また、明るさや風通しも大切な要素なので、
窓本来の役割を充分に果たせるような窓の設定をしないと、
本当に過ごしやすい住まいにはならないんですよね。
経験を積んでいないと難しいですがそれらを同時に考慮することが出来れば、
防犯性とデザイン性を両立した住まいが出来上がっていくことになります。
もちろん収納や動線も同時に考えることで素晴らしい間取りになります。

 

実はこれは決して平屋に限った話ではなく、
敷地の性質上、2階建てになったとしても、
必ず網羅しておくべき要素でもあります。
そしてすべてが1階にある平屋は、より一層の配慮が必要になります。

 

これから住まいづくりを真剣に考える場合は、
その住まいで実際に住んでみた時のことを想像して、
その間取りがあなたにとって本当に暮らしやすいものかどうかを
見極めるようにしていただければと思います。

 

それでは、また!

 

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