社長ブログ

■プランニング■ 良いものは高い? (その2)

今年のゴールデンウィークは仕事漬け。

お客様を長く待たせる訳にはいきませんので。

 

今は妻の実家に持ち込んだ仕事道具のパソコンで

ちょっと気分転換で、ブログを書いています。

 

家づくりを長年してきて、

「これから家づくり!」という方にお伝えすべき事が結構あるんです。

職業柄、“かわいそうな例”をたくさん見ていますので(涙)

 

 

 

おはようございます。

ハッピホーム 株式会社後藤工務店の代表 後藤です。

 

前回のお話は、

合皮の靴で思い知った偽物の心地悪さでした。

 

私40歳の時に、合皮のカバンでも良い経験もしています(笑)

 

 

ある日、セレクトショップでカッコいいカバンを見つけたんです。

色は黒。

一言でいうと、スーツが似合うスタイリッシュなビジネストート。

本体のメッシュキャンバス地と要所要所の革のバランスが高級感を演出。

値段を見たら、何と、8,000円!

運命を感じ、気持ちよく即決でした。

 

 

でも、半年くらい使ったころ想定外の事が起こりました。

 

持ち手の革が、めくれているではありませんか…。

 

「これ、合皮かよぉー…、、、

まだ、半年ですが…」

 

 

 

良く見ると、そこだけでなく、持ち手の数か所が怪しい感じ。

 

最悪―っ!

高級感ある見た目が気に入っていただけに、使う事もなくなりました。

 

で、その前に使っていたダサいブリーフケース持って

「このカバンはやっぱりちょっとはずかしいなー」と

イオンを歩いていると、またも運命の出会いがありました。

 

「靴・鞄リフォーム」というお店があったのです。

 

「そうか! 直せばいいんだ!」

と思いつき、

日を改めてカバンをお店の人に見せ相談してみると、

 

お店「持ち手をこれと同じ感じので、本革に換えるんですよね。

大丈夫だと思いますよ。 ここを切ってほどけば、換えれると思います。

料金は8,000円くらいですが、いかがしましょう?」

 

私 「けっこーしますね…。 でも、 お願いします!」

 

 

後で思ったんですが、

カバンを買った値段が、8,000円。

持ち手交換が、8,000円

「高いのか、安いのか、良く分からん…

 新しい本革の持ち手のカバンを買うことを考えたら悪くない選択のはず!」

 

 

ということで、2週間後にカバンをもらいに行きました。

「すごい、元通り! ありがとうございました。」

 

 

という事で、またそのカバンを使う様になりました。

 

さすがに本革の持ち手は安心感があります。

使えば使うほど馴染んで、

優越感さえ感じていました。

「手をかけて使ってやっているな」と。

 

 

が、

平穏な日々は長くは続きませんでした…。

修理されて半年くらいでしたか。

 

今度はカバンのふち取りの革がめくれてきたのです。

 

ここも、合皮かよぉー…、、、

 

ここは簡単には直せませんよね。

3万円はかかるな、と感じ、このカバンに対する愛着は無くなりました…

 

見た目に惹かれて買っただけに、

その見た目が悪くなって、魅力が無くなってしまったんですね。

 

 

これって家の寿命と似ているな、って思うんです、職業柄。

 

どこが似ているかというと、

割と安価にリフォーム出来る壁クロスとカバンの持ち手が似ていて、

カバン全体を縁取りしている革は、家の床板(フローリング)と似ているんです。

 

壁クロスの張り替えは、少し家具をどけながらでも出来ます。

ただ、住宅の床板は壁よりも先に貼られている関係上、

壁の中に入り込んでいるんです。

 

ということは、

普通に考えると、壁のクロスだけでなく、

その中のボードまでめくって始めて床板がめくれますから、

そこまでして、床板を張り替えないと、

元通りのきれいな納まりにならない、という事なんですよね。

 

ということは、その部屋の小物はもちろん家具も

すべて無くしてからの作業になるわけです。

で、その部屋がリビングともなると、

その引っ越し・張り替えは、1人や2人では1日では終わりません。

 

いかがですか?

ちょっと高くつきそうでしょ。

 

 

で、あなたが覚えておくべき大事な事は、ここからです。

 

このお話は、無垢のフローリングのお家には無縁です。

こういう大変なことになるのは、

無垢のフローリングの場合です。

 

無垢のフローリングは本物の木を引き割ってあるので、

15㎜の板なら、そのすべてが1枚の板です。

当たり前ですよね。

 

なので、経年変化で古くはなるものの、

表面がめくれてくるという事はありません。

 

 

ただ、これが無垢風のフローリングとなると、

見えている部分は、上手く印刷された強化紙か、

極薄にスライスされた木です。

それが、ベニヤに張り付けてあるんです。

なので、使用とともに表面が割れ始め、

ある時一気に表面がめくれ始めるんです。

いわゆる、“寿命”です。

 

無垢のフローリングを使いたい場合は、

「御社のフローリングのカットサンプルを(見せて)下さい。」

とお願すると良いです。

板の断面を見れば分かりますから。

 

 

 

弊社は今年で創業115年になります。

私が会社に入社して、まだ23年しか経っていませんが、

築60年、80年という建物も、日常的にお世話させていただいています。

 

だから、自然と分かるんですね。

無垢の床板は何年たっても、びくともしません。

それに引き換え、無垢風のフローリングは、良く持って30年。

場所や使われ方の条件が揃ってしまえば、15年で表面ボロボロです。

良く陽の当るところ、良く人が通るところから、寿命がきます。

 

 

日本では、ほとんどの住宅会社さんが、無垢風のフローリングを採用しています。

理由は、大量生産で安く手に入り、技術をない職人さんでも簡単に貼れて、

初期性能が安定しているので、クレームが出ないからでしょう。

 

 

日本の住宅はヨーロッパに比べて遅れているんです。

ヨーロッパでは人や環境にやさしい自然素材で家を造っています。

というか、高度成長期を経て、

大手メーカーさんが石油・ビニール製品を住宅に

導入したことによって、またいろんな内装材などが新商品として、

家を造るスピードは速くなり、製品や柄を選ぶ楽しみは増えましたが、

その代償は大きかったかなと感じています。

 

 

今、あなたが見ている魅力的なお家は、

数十年後には魅力が無くなる家ではないでしょうか。

家はカバンと違い、たぶん、買い替えが効かないものですよね(笑)

 

ぜひ、広い視野をもって、会社選びをしていただければ、

と思います。

 

 

それでは、また!

 

 

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