家づくりブログ

2024-02-12 21:06:00

お客様に言われて嬉しかった言葉3選

 

こんにちは、岐阜のハッピーホーム後藤工務店 後藤です。

 

工務店の4代目として生まれ、地域のお客様や周りの方々に支えられて今があります。

今日は、お客様に言われて嬉しかった言葉を3つ思い出しながら書いてみます。

ちょっと自慢になってしまう予感がしていますが()

 

実は他にも色々ありますが「3選」でやってますので、書けません(涙) 

お客様からのお言葉一つ一つが支えになっております!

 

 

     「後藤さんに出会えた事がすべてでした」

この言葉は忘れる事が無いです。

土地購入からの家づくりで、合計価格がご予算に合わず一度は冷却期間をおかれたお客様から3年ぶりにお声がけいただき、それからも展開があって建築をすることになりました。

私は「こんな展開あり?」と思いましたし、施主様も同じだったのではと思います() 

3年前は何とかご予算に合う土地は無いか、とご希望エリアを回って探していましたし、建築することになってからはウッドショック、コロナ、期限ヒヤヒヤの税金対策など、初めての事も共に経験しながらの感慨深い家づくりで、そして待ちに待ったお引渡し。

いつもニコニコのお施主様がまさかの涙で言葉が出ないご様子。それを見て私もたまらず涙…

「子供が遊ぶのを見守る事ができるこんな家が夢で... この家づくりの成功は後藤さんに出会えた事がすべてでした...」 

身に余る賛辞です。 

私としてはスタッフ始めいろんな人の協力があってお客様に誇れる家を造っている訳ですが、そのお言葉で改めて責任の重さを感じると共に、出会ってからお引渡しまでの5年間のことを思いだし、○○様もここに来るまでにやはりいろいろあったのだなと改めて感じた忘れる事のできないお引渡しでした。

 

 

     「あの時は本当に嬉しかった」

父が自身の結婚を機に広い土地を求めて南濃町吉田に移転して、私は南濃町で生まれたわけですが、私が現場監督経験を3年した後に後藤工務店に入社してすぐ、まだ20代の頃。 

台風の日でしたか、雨風の強い日の夜、自宅兼会社に近所のお母様から電話がありまして、「家のガラスが…」という事でした。

傘をさして歩いて伺うと、勝手口ドアが勢い良く締まった衝撃でガラスが割れて困ったご様子。 夜なのでサッシ工事店さんを呼ぶこともせず、自宅の隣の作業場でベニヤ板とノコギリなんかを調達して現場に戻り、ガラスの大きさにベニヤを切ってガムテープで表裏からべったり張り付けたりして一先ず終了。 

後日すぐガラス復旧をしたわけですが、たったそれだけの事。 

ただその後が普通の人と違っていて、事あるごとに奥様がその時のことを言ってくれるんです。 「あの時は本当に助かったし、嬉しかった」と。

そのガラス補修の事があった後、離れや母屋の建築や仕事場の建物の修理依頼、離れや母屋のメンテナンスなど、2年に1回以上は会社にお越しいただいている印象があるのですが、会って長い時間話していると良くその話をしてくれます。

小学校のころから「ケンちゃん」、今では「もうケンちゃんと言っとってはいかんよな~()」と言っていただいている間柄なのですが、10年程前からは「ケンちゃん、初心を忘れたらだめだよ」と暗に教えてくれているのかなと思っています()

 

 

     「後藤さんは人に恵まれている」

「今後も永続できる会社にしなければ」と模索しながら会社の体制を変えた40代中盤のころ、お施主様のお父様に言われた言葉もありがたいお言葉でした。

そのお父様の家の目の前にご子息様家族が家を建てられるという事で、まずそのお父様のお眼鏡にかなったことによりいただけたご縁だと感じており、現場を見たり弊社の現場監督や職人さんと話をしたりするのがお父様の日課になっていたと思います。 

私も現場に行くたびにいろんなお話をお聞きしました。

もしかするとご子息様ご家族からのお話しよりもお話し量は多かったかもしれません()

そんなお父様がお引渡し間近になって「後藤さんのところは人に恵まれている」とニコニコしながら仰ってくれました。

私も、そうでしょ、そうでしょ(心の中)と見る人はちゃんと見ていてくれているんだな、とうれしくなったものです。

またそのことを思い出して今思うのは、私自身が自分のすべき業務を優先順位を変えながら隙間なく詰め込むタチで、そういった感謝の気持ちを周りの方に伝えられていない時があるので、心の余裕とでもいうのでしょうか、そういうところは見習いたいものだと思います。

 

 

 

ハッピーホーム後藤工務店ではお客様の「好き」をお聞きして、それをカタチにしています。

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好きなものに囲まれて

楽しく暮らしてほしい

 

ハッピーホーム 株式会社後藤工務店

代表 後藤健太郎

岐阜県海津市海津町外浜84-1

TEL 0584-54-7588

 

 

 

 

2024-01-21 11:12:00

地震の安全性を高める3つの方法

 

こんにちは、岐阜のハッピーホーム後藤工務店 後藤です。

 

今回の地震で被災された方には心からお見舞い申し上げます。

工務店の4代目として生まれ、27年間で何百棟という建物に携わらせていただいて今があります。

今日は、地震の安全性を高める3つの方法をお話しします。

 

     屋根を軽くする

特に田舎の古い家、中でも立派な家は日本瓦の家が多いですよね。

日本瓦って分かりますか? お寺や神社の瓦の様な大きく波をうった瓦です。

お寺の瓦の様なツヤの無い鼠色のものは「いぶし瓦(又は粘土瓦とも呼ばれます)」ですし、同じ鼠色でもツヤのあるテカったものは「陶器瓦」ですが、どちらも日本瓦と呼ばれています。

岐阜県西濃地域ですと三河の瓦も良く使われ50年ほど前には青や緑などの色もありましたし、周りを見渡せば今でもまだまだ見かけます。

この日本瓦は近年良く使われている平板瓦と違って厚みがあって重いだけでなく、昔は「土葺き」と呼ばれる工法で葺かれていました。

20年程前からは土を減らし釘止め兼用の「なじみ葺き」、15年程前からは土は要所だけで基本的には釘で固定する「釘打ち施工」になり土の量は激減しましたが、今から20年以上前の建物は完全に土の粘着力だけで瓦を葺いていて、50坪の家でダンプ23車の土が屋根に載っているような気がします。

なので最近の家の屋根と比べるととても重いのです。

先の地震を見ても古い家ほど屋根の葺き替えを考える時には、瓦から軽い屋根材へのリノベーションをすると良いのかなと思います。

 

     ガラスを安全にする

とは言っても屋根を軽くするのは、費用もかなり掛かる事ですし、ご年配の施主様にはなかなか受け入れられないのではとも思っています。

現に3代目社長である父に、「屋根瓦を降ろすことを顧客様に勧める前にうちの家でしてみるか?」と相談したところ、「そーんな事する必要ない!」と一蹴されましたし()

ジェネレーションギャップはなかなか埋まらないものです。

そんな後藤家が20年ほど前にした耐震対策が、家の中の木製建具のガラスをアクリル板に変えた事です。当時で築70年ほどの家で家の中がガラス戸だらけだったんですね。それをすべてアクリワーロンというガラス模様のアクリル板に変えました。

そして外部の窓も南側の大きな掃き出し窓だけフィルムを貼ったような気がします。

割れたガラスで大けがをすることも多いと聞いたからです。

 

     思い切って建替える

そんな風にガラスにお金を掛けたわけですが、その5年ほど後には建替える事になりました()

子供が生まれ、子供の勉強部屋をどこに設けようかあれこれ協議もしていたのですが、なかなか気の進む案が決まらず、大きな台風を経験したりしている内に、結局父の鶴の一声で決まりましたね()

その後もあれこれ大変でしたが、いざ出来上がるとやっぱりあの時決断して良かったと思います。

台風や地震で倒壊などへの不安が一斉無くなりました。

唯一残念なのは、当時はまだ日本の伝統工法ともいえる土壁造りで、かつ「夏涼しく冬暖かい」を模索していて、今している家づくりとは違う、ちょっと昔の快適性の家になってしまったという事です()

そんなこともあって、人一倍、省エネ・快適性にこだわっているというのはありまして、そこにはずっとこだわっていくでしょうね。

冬寒いのは大嫌いなので!

 

ちょっと話がそれましたが、

今一度、地震への備えについてご家族で話し合っていただくと良いのではないでしょうか。

 

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ハッピーホーム 株式会社後藤工務店

代表 後藤健太郎

岐阜県海津市海津町外浜84-1

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2024-01-15 20:41:00

今からでもやってほしい地震対策3選

 

こんにちは、岐阜のハッピーホーム後藤工務店 後藤です。

 

今回の地震で被災された方には心からお見舞い申し上げます。 

工務店の4代目として生まれ、27年間で何百棟という建物に携わらせていただいて今があります。

今日は、今からでもやってほしい地震対策3選をお話しします。

 

     まずは家具の固定 

震度6を超えると逃げようにも動けないとも聞きますよね。 

で、また家具が倒れるのもこのくらいからかなと思います。 なので家具の固定は必須と思います。 

家具の固定は、建築に携わる者なら簡単に出来ますが、一般の方にはハードルが高いかもしれません。 

方法は倒壊防止用の金具で家具を家の壁などに留め付ける訳ですが、ポイントは壁や家具の丈夫な所を効率よく正確に見つけられるかです。 

見つける方法は、ここで説明するのも難しいので、近くの大工さんや工務店さんに家を見てもらえば確実です。

転倒防止用の金具も場所に応じていろいろ使い分ける事になるので、それも聞いてみましょう。 

 

     寒い時期に2階を軽く 

屋根を軽くするのが効果的なのと同じく、皆さんが出来る事で2階を軽くするのが良いと思います。 

家は揺れて倒れるので、上の方にある重いものを無くして揺れを少しでも少なくしてあげるんです。 

2階に無駄な物が無いか、あればこの際処分してはいかがでしょう? 

昔から建っている古い家であればあるほど2階にいらない物が溜まっているのではないでしょうか? 

寒い時期は意外と作業がはかどるので今がチャンスですよ。 

 

     古い家はできれば寝室を2階に 

近年の耐震基準を満たしている家に関しては、なかなか倒れるまではいかないと思っています。 

ただ、古い家は震度7を超えると倒壊する可能性が高まる、と言われていますよね。 

で、いざ倒壊するとなると2階建て以上の家は1階が潰れる事がほとんど、という事はご存知ですか?

特に古い家は屋根が重い日本瓦で重心が高く横揺れに不安定だったり、構造が劣化して弱っている建物も多かったりして、

さらに2階建ての場合は1階と2階の繋ぎ目部分にしわ寄せが来て倒れるというメカニズムなんです。 

なので2階にいる場合は「急いで外に!」という必要は無いと思いますし、できれば寝室は2階にある方が安心と思っています。 

 

今一度、耐震対策についてご家族で話し合っていただくと良いのではないでしょうか。 

 

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ハッピーホーム 株式会社後藤工務店 

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2024-01-04 21:36:00

私が思う岐阜の魅力3選

 

こんにちは、岐阜のハッピーホーム後藤工務店 後藤です。

 

年始の地震にはビックリしました。被災された方には心からお悔やみ申し上げます。 

そんな中ではありますが、自分自身の使命と状況を勘案して出来る事からコツコツとしていきたいと思っております。

 

年始の今日は、私が思う岐阜の魅力3選をお話しします。

 

     名古屋のおかげで不自由ありません

私は岐阜県海津市南濃町で生まれたわけなのですが、小学校の頃、デパート()に行くといえば桑名のパル()とかに連れて行ってもらいました。

中学のころには桑栄メイト()にあったおしゃれな服屋さんに行ったり、四日市の古着屋さんに行ったり。高校生になると服を買う時には名古屋に行ったりしていました。

桑名も名古屋も3040分で行けてしまうので、海津市は超田舎なんですが、私自身はそれほど田舎に住んでいると思っていない感があります() 

「岐阜は愛知の植民地?」なんて本もあったくらい名古屋様様です()

 

     堤防道路は高速道路?

この地域に住んでいる人にとっては当たり前なんですが、揖斐、長良、木曽の木曽三川の堤防道路は、真っすぐで信号も無くスピードも流れも良いので、例えば海津市から岐阜市に行くのも40分くらいで行けてしまうし、割と利便性良いと思うんですよね~

私の奥さんは石川県出身なんですが、堤防道路の幅の割に高速道路の様に飛ばす車もいて最初はこわかったそうですが、今では慣れて便利に使っています()

 

     良い人が多い

現在、弊社のホームページにはお客様の写真を載せていません。

工事を待っていただいているお客様もおみえなので、そこまで手が回らないんですね(笑)

施主様は皆良い感じの人方ばかりなのですが、それが載せられないのが実は残念なんです。

そもそも岐阜の人は良い人が多いかなと思っています。

 

 

ハッピーホーム後藤工務店ではお客様の「好き」をお聞きして、それをカタチにしています。

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ハッピーホーム 株式会社後藤工務店

代表 後藤健太郎

岐阜県海津市海津町外浜84-1

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2023-10-26 21:44:00

暮らしが楽になる家が良いですよね

 

すっかり涼しくなりましたね。

これからは仕事の能率も上がる季節です。

今年もほぼあと2ヶ月。 頑張ってまいります!

 

おはようございます。

夏涼しく冬暖かい生涯価格がお値打ちな家 を一棟一棟丁寧にをモットーに木の家づくり・リフォームをしております、岐阜県海津市、ハッピーホーム 株式会社後藤工務店の代表 後藤です。

 

 

さて、住宅は今後も国をあげて高性能化していく流れです。

住宅会社もよりレベルの高い省エネ住宅を求められます。

 

省エネ性能や快適性の向上は喜ばしいことですが、実は構造や機能が複雑なものも増えています。

  

新車や新しいスマホを買ってこんな経験ってありませんか? 

最新の機能が入っているのに、

 

 「複雑すぎて使いこなせないし、不具合が多い…」

 「最新ということで注目されていたので買ったが、性能を維持するのに、又は修理するのに、想定外にお金がかかる…」

 「いざ発売されたら評判が悪く、あっという間にモデルチェンジしてしまった…」

 

新しい製品が出てきては消えて、そんな繰り返しをしながらどの業界も発展してきました。

 

それは住宅業界も一緒です。

 

住宅が他の業界と違うかなと思うのは、購入者の方にそれが分かるのに年月がかかるという部分でしょうか。

例えば購入サイクルの早い車などとは違い、家づくりは人生で一回あるか無いかの経験かと思います。

 

自分の建てた家が良かったのか悪かったのかが分かるのは結構後になってからの気がします。

  

 

家は大きな買い物ですから「何でもメリット・デメリットがある」という事を念頭に、時間をかけていろんな人から話を聞くと良いかなと思います。

デザイン・素材にも「メリット・デメリット」がありますし、何十年後の家の良し悪しを決める重要な要素とも言えます。

 

 

私が思うのは、家は極力シンプルにしたいという事。

それは住む人にとってメリットが出る為のシンプルです。

 

その家に住む事によって暮らしがすごく楽になる。

 

やっぱりそんな家を造っていきたいですよね~

 

 

それでは。

 

 

 

 

 

 

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