家づくりブログ

2024-02-28 22:25:00

工務店とハウスメーカーの違い3選

 

 こんにちは、岐阜のハッピーホーム後藤工務店 後藤です。

 

工務店の4代目として生まれ、今日にいたるまで色々あって今があります。

今日は、少しおこがましい気がしますが、お客様に教えてほしいと言われたことのある、工務店とハウスメーカーの違いを私目線の3選としてお話しします。

 

      ハウスメーカーは工場大量生産、工務店は少数精鋭

ハウスメーカーの目立った始まりは1950年代と言われています。

団地ブームから夢の一戸建てという世の中の流れにのって、営業マンさんと工場の組立て工さんは会社で統括管理されて分業による効率化、工場による大量生産で会社がどんどん大きくなり全国展開をしていくまでになりました。

一方、工務店のルーツは江戸時代の大工棟梁が弟子や職人を采配して、組織で家を建てていく形をつくったことと言われています。 

腕の良い大工棟梁に厳しく育てられた弟子と、棟梁に認められた瓦や左官や建具の腕利きの職人さんの集団、いわゆる少数精鋭の集まりとも言えるでしょう。

信じられないかもしれませんが、快適省エネ性能の高さで言えば、レベルの高い工務店にはあの○条工務店さんですら太刀打ちできていないという現実は目にしています。

しかしながら、〇条さんの様な大手のハウスメーカーと違い、建てている棟数もネームバリューも無いので、そういった事もほぼ知られていないというのが現状です()

 

      ハウスメーカーは規格商品、工務店は一品もの

ハウスメーカーは規格が決まっていて、間取りや窓の種類は融通が利かず、床板やタイル、クロスなどは数種類の中からしか選べないなどの特徴があります。

ただ、決まった素材や機器の中から選ぶ簡単さと大手さんのシステム化された製造工程で出来あがる家は、全国のどういう気候、どういう方向の敷地でもほぼ同じ物が「置かれる」感じだと思うので、品質としては安定していると言われます。

一方、工務店は、その地の気候を知る工務店が、敷地によって省エネ快適になる最適解を見付け、建物の向き・窓の配置など一つ一つに気を使って建てるので唯一無二の一品ものが出来るという訳です。

ただ、工務店によって知識や技術のレベルがピンキリで、家の性能にものすごい差が出ると言われていますので、そこは注意が必要とも良く言われている事かと思います()

 

      ハウスメーカーの営業マンは3年、工務店の営業マンは長年

ハウスメーカーなどの大手さんの営業マンさんはだいたい3年で配置換えや担当が変わってしまうらしいです。

弊社に出入りする製品関係の上場企業の営業マンさんもやはりそうで、早いところですと1年おきに変わっていってしまうという何ともな感じで、ただそういう会社さんに限ってほぼお世話になっておらず、それなのに、「この度担当が変わりまして…」と毎年ご挨拶にきてくれるという面白い会社さんもあったりします。

一方、普通の工務店は人の入れ替わりはあまりなかったりして、変わってもそのすぐ向こうには社長がいます。

「中小工務店は社長の考え方が会社の良し悪しを決める」ともいわれるので気を引き締めなければいけない所ですよね。

それもあってここだけの話、私は苦言を呈してくれる方の話は感謝して聞く様にしています。

自分の事は自分が一番分からないのと、何かを言われるにはそれなりの理由が言われる方にもある、と思うからです。

人間なのですぐには受け入れられない時もありますが、23日経つと、「なるほど、そりゃそうだ」と今までほぼ100%納得して今日まで来ています。

何かテーマが変わってしまいましたかね?

それでは()

 

 

ハッピーホーム後藤工務店ではお客様の「好き」をお聞きして、それをカタチにしています。

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好きなものに囲まれて

楽しく暮らしてほしい

 

ハッピーホーム 株式会社後藤工務店

代表 後藤健太郎

岐阜県海津市海津町外浜84-1

TEL 0584-54-7588

 

 

 

 

 

2023-04-25 22:32:00

太陽光発電のお悩みが増えているようですね

最近、近所の方に教えてもらったのですが、10年前とかに太陽光発電を付けた方で10年経つ頃に困っている・困る方が多いと聞きました。どうやら固定買い取り制度の期限である10年を境に売電価格がガクッと下がってしまうことで困る方が多いとの事です。

 

おはようございます。

生涯価格がお値打ちな家を一棟一棟丁寧にをモットーに木の家づくり・リフォームをしております、岐阜県海津市、ハッピーホーム 株式会社後藤工務店の代表 後藤です。

 

最近、近所の方に教えてもらったのですが、10年前とかに太陽光発電を付けた方で10年経つ頃に困っている・困る方が多いと聞きました。どうやら固定買い取り制度の期限である10年を境に売電価格がガクッと下がってしまうことで困る方が多いとの事です。

 

お話しを聞いてなるほどです。というのも私もその部分が太陽光発電のデメリットの一つと以前は思っていたからです。1年ほど前まではですね。今ではそこはそれほど悲観したり、困る事ではないと感じています。

 

というのも2022年以降の電気代の高騰によって太陽光発電で作る電気の価値がどんどん上がってきているからです。固定価格買い取り制度が終わる設置後10年以降の売電単価はガクッと下がってしまうので、そこを境に売るのではなく自宅で使う訳ですね。最近よく聞く自家消費を増やすということです。

 

その自家消費を増やすために蓄電池も注目を浴びているのですが、経済メリットを考えての購入ということでしたら今はまだ早いというデータが多いようなので、蓄電池がもう少し安くなるのを待つとして、ここは今使っているエコキュートをおひさまエコキュートに換えるのが良いでしょうね。

 

ただあくまで売電単価と買う電気代の関係によります。今の水準が続くならおひさまエコキュートに換えない手はないです。それともう一つは電気契約プランの見直しです。これらは実際のデータを見ていただいて納得していただくのが良いと思うのでここまでにさしていただきます。

 

今回は太陽光発電をすでに設置しているお宅で固定買い取り期間が終了したお宅などをきかっけにお話ししましたが、これから新築の方にも通じるお話しでもあります。

 

とにかく時代はどんどん変わっているので、最新の情報のチェックが欠かせませんね!

 

 それでは。

 

 

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2023-02-15 10:00:00

窓の結露を減らすアイテム

 

寒さのピークも過ぎたもののまだまだ結露は多い時期ですね。

 

 

おはようございます。

生涯価格がお値打ちな家を一棟一棟丁寧に

をモットーに木の家づくり・リフォームをしております、岐阜県海津市、ハッピーホーム 株式会社後藤工務店の代表 後藤です。

 

 

窓の結露は家の中と外の内外温度が大きいほど起こりますし、部屋の水蒸気量が多いほど起きますので、それを緩和してあげる事が対策になります。

 

その建築アイテムとして有力なのが内窓です。

窓のサッシの中にもう一枚、樹脂のサッシを付けるようなイメージですね。

そうすることによって室内の水蒸気が冷たいサッシに触れなくなるので結露は減ります。当然寒さも緩和されますし。

 

ネックはサッシを開ける時に中の内窓も開けないといけないので二度手間になる事と、現在ついているカーテン類によってはカーテン類の移設などが必要な事です。

個人的には前者の窓が二重のになるのが実は少し引っかかります(笑)が、リフォームでは有効な手段かと思います。

 

最近は内窓設置については国の補助金ももらえたりしますので尚良いのではないでしょうか。

 

 

その他、意外な盲点ですが、結露が多いとお悩みの方、意外と部屋の窓を閉めて寝られてはいないでしょうか。

一度ドアを少し開けて寝られてみるのも良いかもしれません。

閉め切って寝る場合は、吐息によって出る水蒸気がどんどん部屋に溜まっていきますが、ドアを開けておけば少しづつ廊下へ抜けていきます。

ただし、廊下の方の水蒸気量が部屋よりも低い場合です。

 

 

話しは戻って、現在も内窓については補助金が出ていますので、寒さ対策としてもお勧めですよ。

 

 

 そんな豆知識も満載な家づくりの相談会をしております。詳しくはコチラです↓

イベント情報 - ハッピーホーム 株式会社後藤工務店 (happyhome-go.jp)

 

 

それでは。

2023-02-08 10:00:00

窓の結露を減らすには

 

寒い季節になると、一仕事増える窓の結露。

皆さん減らしたいですよね。

 

 

おはようございます。

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窓の結露は部屋の空気中の水蒸気が冷たい窓で冷やされて水滴に変わるという現象なのですが、だいたい8~10℃の温度差があると結露すると言われています。

 

なので、古いお家に住んでいる方は部屋の温度を上げすぎないというのも一つの方法ですが、これからお家を建てる方は窓の性能の高いものを使うのが良いです。

そうすれば、結露が減ると同時に窓からの熱の出入りが少なくなって、家自体も暖かくしやすいですしね。

 

具体的には、昔はアルミサッシにシングルガラスだったものが今時なら、樹脂複合サッシにペアガラスが当たり前で、時代の流れでもうワンランク上げて樹脂サッシを入れていただく流れになっていくのでしょうね。

 

アルミでなく樹脂サッシにすると、熱の伝わり方が鈍感になるので、外の寒さが部屋うちに伝わりにくくなるというのが樹脂サッシの特長です。

 

 

窓の結露を減らすもう一つの方法は、部屋うちの水蒸気を極力増やさない事です。

暖房にはエアコンを使うのが一つ。

ファンヒーターを使うなら、換気をして水蒸気も一緒に外に出してしまうように心がげると良いです。

 

 

次回は、窓の結露を減らす建築アイテムをご紹介します。

 

 

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それでは。

2023-01-30 10:00:00

冬の結露は何で増える?

 

寒くなってくると暖房なのですが、

どんな暖房を使っていますか?

 

 

おはようございます。

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昔に比べて、今のお家は少ない暖房で暖まるようになりましたよね。

家の断熱性能が良くなったからですよね。

 

 

ただ同時に、結露が増えた!

という方も多いのではないでしょうか?

 

これもある意味家の性能が上がったことも一つの原因ではあります。

気密性能ですね。

 

結露というのは厄介なもので、暖かい家ほど増える可能性があります。

 

というのも、空気の中に含まれる水蒸気の量というのは暖かい空気ほど水蒸気の量が増えていくからですよね。

飽和水蒸気量なんて言葉を聞いた事があるかと思います。

 

20℃の空気の中には、10℃の空気の2倍の水蒸気を含むことが出来ます

 

例えば石油ファンヒーター・ガスファンヒーターを使うお家は、暖房時には大量の水分を出すので、お部屋の中には結構な水蒸気があるんです。

その空気が冷たい窓で冷やされて、そこで結露が発生するわけなんですが、

夜寝る時などは暖房を切ってさらに冷えていくので、朝になる頃にはベタベタになっているという訳です。

キッチンでは煮炊きもするのでそれでも結露は増えます。

 

 

たくさん暖めるLDKと同じく結露が多いのが、寝室です。

 

睡眠時の呼吸で出る水分は結構なもので、3人、4人と家族みんなで一部屋で寝たりするお宅では特に結露は増えます。

 

昔の家なら多かれ少なかれ隙間があるような造りで、それほど気密性が高くなかったので、水蒸気もそれほど溜まらなかったんでしょうけどね。

 

ただ、今時はそんな事も言ってられないので、

ちゃんと対処しなければいけないです。

その一つが窓の性能をさらに上げる事です。

今日は長くなってしまったので、詳しくは次回にします。

 

 

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それでは。

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