家づくりブログ

2024-02-18 22:26:00

木造住宅のメリット3選

 

こんにちは、岐阜のハッピーホーム後藤工務店 後藤です。

 

今回の地震で被災された方には心よりお見舞い申し上げます。

工務店の4代目として生まれ、27年間で何百棟という建物に携わらせていただいて今があります。

今日は、木造住宅のメリット3選をお話しします。

 

 

     断熱性が高く出来るので冬暖かい

えっ?っと思われる方もみえるかもしれませが、これはもう建築関係者では常識的なところです。

柱や梁の部分には断熱材が厚くは入れられない事からそれら構造部分は、単純にその部材の断熱性が反映されると思っていただいて、木と他の構造材を比べてみましょう。

木造以外には鉄骨造やコンクリート造がある訳ですが、

例えばコンクリートは木よりも16.3倍も熱を透します。

鉄骨造に使われる鉄にいたっては木よりも480倍も熱を透します。

フライパンを思い浮かべれば納得ですよね。

逆に言えばそれだけ断熱性が低いという訳で、鉄骨系のハウスメーカーさんの家は夏暑く冬寒い家が多いというのも納得です。

ヨーロッパでは木の断熱材があるくらいですから、木造で建てるだけで、夏涼しく冬暖かい家にコスパ良く一歩近づく訳なんですよね。

 

 ②   安全に楽にリフォームが出来る

まずリフォームと言えば木の家しかイメージがないのですが、、、

木の家でしたら柱も丸ノコなどの電動工具で切れますが、例えばコンクリート造の家のリフォームはコンクリートカッターとハツリ機になるので時間も掛ればコンクリート埃も多く出ますし、大変そうです。 

工期も長くなりますよね。

鉄骨造にいたっては、大きな構造材を触ろうと思ったらガス切断機で切断しなければいけないですから、相当の火花が出て周りに引火してしまうのでかなり危険ですね。

内部の軽量鉄骨の切断でも火花が出るので注意が必要です。

たまに商業施設の改装などの現場でも引火して火災事故を起こしていますよね。

また、鉄骨造やコンクリート造の家はリフォーム出来る会社がごく少数で探すのが苦労する気がします。

木造だから、リフォームが気兼ねなく安全に出来るんですよね。

 

 

     本物の木の家は本物の癒しを得られる

鉄骨系の家でも内装などで木っぽい物を張り巡らして、「木の家」に見える家はたくさんあります。

それだけ多くの人が木に癒されるし惹き付けられるからそういう家が多いんでしょうね。

商業施設でも木の内装の割合は増えていますしね。

ただ、構造から木で組み上げた建物には更なる癒しのパワーがあるように感じます。

それは最近増えてきた、木で構造が造られた大型建築物にも言えますし、

お寺や神社やお城がまさにそうで、日本人の心のよりどころとも言えるのではないでしょうか。

 

木造住宅と言ってもピンキリですが、やはり心惹かれる建物というのは「構造部分の木までをも見せた造り」というのが一つあると思いますので、上手に木をに見せた心安らぐ家を建ててお客様に喜んでいただきたいものです。

 

 

 ハッピーホーム後藤工務店ではお客様の「好き」をお聞きして、それをカタチにしています。

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好きなものに囲まれて

楽しく暮らしてほしい

 

ハッピーホーム 株式会社後藤工務店

代表 後藤健太郎

岐阜県海津市海津町外浜84-1

TEL 0584-54-758

 

 

 

 

2023-08-16 21:37:00

部屋の床で出来れば選んでほしくない物。

 

お盆休みも今日で終わり。

長い休みは意外と疲れてしまうので苦手かもしれません(笑)

 

 

おはようございます。

夏涼しく冬暖かい生涯価格がお値打ちな家 を一棟一棟丁寧にをモットーに木の家づくり・リフォームをしております、岐阜県海津市、ハッピーホーム 株式会社後藤工務店の代表 後藤です。

 

前回ブログで床の不具合も簡単に直せてしまう無垢床の利点をお伝えしましたが、今日はその逆を紹介しようと思います。

 

それは「カラーフロアー」と呼ばれるものなのですが、出来ればお客様には選んでいただきたくないので「どうしても」という場合にはそのデメリットも当然お伝えしてから採用していただいています。

 

なぜ選んでいただきたくないかというと、その耐久性に疑問があるからです。

 

「複合フロアー」や「既製品フロアー」「木質系フロアー」とも呼ばれますし、「〇〇〇フロアー」の部分を「〇〇〇フローリング」と呼ぶメーカーもあります。

 

皆さんが知っているような大手メーカーさんで作られている事が多いですよね。

 

 

さてさて、その耐久性とはいかに。

 

20年ほど前に貼ったというお宅の写真を見てみましょう。

 

 

子供さんが生まれるのを機にリフォームで床暖房を入れてその上に大手メーカーの床暖房対応の「カラーフロアー」を貼ったとの事です。

 

現在の様子↓

1表面割れ.jpg

 床全体に表面割れが出てしまっています。床暖房を3年程しか使用しなかったそうですが、それが劣化の進行を速めてしまったのもあるでしょう。

 

これだけならまだ良いのですが…

 

 

めくれている所が多数↓  ジョイント部分が弱いのでどうしてもそこからめくれてしまいます。

2ジョイントめくれ.jpg

この程度なら良いのですが、、、

 

 

リビングテーブル周りが実はこんな状況↓  よく人が通る所はさらに傷みが早いです。

3テープで補修.jpg

悲惨すぎて、又、プライバシーの関係もあって部屋全体は写せないのですが、かなりの量のガムテープでジョイントのめくれが止めてあるという可哀そうな状況。

 

 

長年の経験からこういう状況を見てきていますから、やはり床は「無垢だな」という結論に至っております。

 

 

弊社のお客様のお家では絶対起きてほしくないと思う事例です。

 

なので、それを貼りたいという方には阻止を試みるのですが、それにしかない今時の色柄に惹かれている場合はなかなか難しい事もああり、最終的にはお施主様の言う事を聞くこともあります(涙)

 

 

 

それでは。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2023-08-07 21:45:00

部屋の床って何が一番良いと思いますか?

 

お久しぶりです。

2週間以上ブログがおざなりでした。暑さと忙しさで…

 

過去の経験から、えらい時は無理しすぎない様に心がけております(笑)

 

 

 

おはようございます。

夏涼しく冬暖かい生涯価格がお値打ちな家 を一棟一棟丁寧にをモットーに木の家づくり・リフォームをしております、岐阜県海津市、ハッピーホーム 株式会社後藤工務店の代表 後藤です。

 

 

6月下旬に築後1年点検に伺ったお家で、その時に「これって直りますか?」と聞かれた床の引っかかり。

 

処置前.jpg

 

「靴下の足でこの上を歩くと少し引っかかる感じがする時がある。」という事でした。良く見ると木目のクセが出たところが少しささくれていました。(写真中央)

 

カバのフローリングなのですが、もちろん無垢で、無垢のフローリングというのはたまにこういう部分が出る事もあります。

 

 

 

「確かにこれは引っかかりますね。大丈夫ですよ!お任せください。」とその後ノミを持って出直して対処した写真です↓

処置後1.jpg

ノミでささくれている所だけ削った訳です。拡大写真なので取り切れていない様に見えますが引っかかりは無い状態です。いつでもさらに削れるので削りすぎない様に加減しました。

 

 

少し目線を離すとこんな感じの小さな部分ではありましたが、靴下では引っかかりを感じたのですね。

処置後2.jpg

 

そんな時も材料の性能を下げずに、わずか1分で直せるのが無垢床の良い所。 一般の方ならホームセンターで彫刻刀を調達すれば自分でも直せてしまいますからね。

 

そもそも複合フロアーやカラーフロアーと呼ばれるベニヤなどの基材に単板や木目フィルムを張り付けた今主流の床材ではこうはいきませんよね。

木の模様は表面だけのニセモノなので彫刻刀なんかで削ったら中のベニヤなどがみえてしまって、その部分の耐水性や表面強度もガクッと落ちてしまいますから。

 

これは若気の至りで覚えた苦い教訓です。お客様が、特に若い経験の少ない方が同じような過ちをして後悔しない様に「床は無垢のフローリングが良いよ」とお伝えしているのですが、伝わらない方には伝わらないこともあります。

やっぱり現実の画像を見せるしかないのかなと思います。

近日中にこのブログに追加でアップしましょうかね。

 

 

 

 

それでは。

 

 

 

 

 

2022-09-05 21:49:00

ガルバの外壁ってどう?

さてさて、 

平屋のOPEN HOUSEが今週末になりました。 

 

 

おはようございます。

生涯価格がお値打ちな家を一棟一棟丁寧に、

をモットーに木の家づくり・リフォームをしております

岐阜県海津市、ハッピーホーム 株式会社後藤工務店の代表 後藤です。

 

 

 

最近、「外壁のガルバってどうですか?」

とか、良く聞く気がします。

 

正式名はガルバリウム鋼板ですね。

 

気になる方や、ガルバがいい!という方が増えた感じです。

 

 

 

ガルバを使ったオシャレなおうちも増えましたし、

SNSなどで情報の拡散が早くなったのも要因でしょう。

 

 

 

さて、ガルバのメリットはと言うと、、、

 

 

軽くて、しなるので地震には一番安心かと思います。

 

 

 

価格も昔は安かったですし、メンテナンスサイクルが長いのが魅力でしょう。

ただ最近は価格高騰で少し割安感が減っているかもしれません。

 

 

 

何よりその素材感に惹かれる方が多いんでしょうね。

 

 

 

 

デメリットは、特に濃い色は早いと10年くらいで色褪せが分かるようになって、

20年もすればだいぶ白ぼけます。そして30年もすると錆が出てくる事でしょうか。

 

 

いわゆる塗装リフォームが必要になる事ですね。

 

 

 

ただ、これは見た目のお話で、

塗装リフォームをしなくても、

新築時からの性能低下が少ないのもまた特長かと思います。

 

 

 

あっ、そうそう。

ガルバ外壁が好きな方は、

他の外壁の紹介をしても揺るがない事が多いのもまた特徴かもしれません(笑)

 

 

 

 

なので、ご期待に応えるよう、

そのカッコよさが引き立つ設計をしております!

 

 

 

 

そして、ガルバも良いですが、しっくいも良いですよ〜

 

ぜひ下記のサイト↓から詳細確認・ご予約の上、ご参加下さい。

9月10日(土)・11(日) “しっくいでできた平屋のおうち” OPEN HOUSEを開催いたします!!・・・会場は海津市海津町|イベント情報&NEWS|完成見学会等のイベント情報随時更新 (happyhome-go.jp)

 

 

 

 

 

それでは。

2021-05-30 21:42:00

内装のコーディネートで注意したい点(素材編)

もうすぐ6月ですね。

 

コロナもまだまだ収まりませんが、

このコロナ禍で家づくりを考える方が増えているとか聞きます。

 

そういえばお問い合わせも増えているような気もします。

 

 

自分の家だと気兼ねなく過ごせますからね

 

 

 

 

 

おはようございます。

岐阜県海津市で一棟一棟丁寧に、をモットーに木の家づくりをしております

ハッピーホーム 株式会社後藤工務店の代表 後藤です。

 

 

 

さて、内装のコーディネートで注意したい点ですね。

 

まずは、選べる素材の種類やその素材の長所、短所などを確認すると良いですね。

 

 

そして、お勧めの素材を聞いてみるのも良いでしょう。

 

 

中身を知らないと、見た目だけで選んでしまいがちなので、

耐久性やメンテナンス性も確認すると良いですよね。

 

 

 

 

場所で言えば、床には特に気をつけたいです。

 

 

床材は選ぶものによって、20年後には表面がひび割れてきたり、

めくれてきてしまう物があるからです。

 

 

断面を見るとすぐ分かるのですが、

ベニヤなどに表面だけ木の模様をしたシートが貼ってあるものです。

表面だけ薄〜い木を貼ってあるものもあります。

 

 

で、そうゆう床板を標準仕様で採用している会社さんも結構多いと思います。

 

 

 

で、そうなってくると、部分的に直すという事はすごく難しくて、

一部屋張り替え!になってしまうので、大変なんですよね。

 

 

 

 

壁や天井はクロスを採用している会社さんが多いと思いますが、

ぜひ、しっくいの良さを感じていただきたいですね。

 

 

これはやはり実物を見ていただいた上で、の方が良いと思いますので、

機会がありましたら、弊社のモデルハウス等でぜひ!

 

 

 

 

 

 

それでは、また!

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